今日は気持ちがいいほどの快晴で

今日は卒業式

早く学校に行きます

何となくです

この時期の朝の電車は空いてて

変な感じです

この時間の電車は

いっつも同じ雰囲気で

寝てる人ばっかり

いつもなら私も寝るけど

今日の私はキョロキョロしちゃう

電車の窓から見える

春になると一面桜色になる山も

まだ青々としていて

こうやって不審者レベルでキョロキョロしてると

いまさら初めてみるものを見つけたりして

でも全部最後

今日は最後がいっぱい

ちょっと小さくて

いつも足が痛くなるローファーも

今日で最後だと思うと

なんだか惜しい気持ちになって

３年間なんて本当にあっという間で

どうせ高校生のときしか履かないんだから

もっと履いとけばよかったとか

もっと友達と出掛ければよかったとか

もっと必死になってなにかをやりたかったとか

そんなことばっかり頭に浮かんでくるのは

やっぱり私らしいなぁ

って思うわけですよ

なんて考えてるうちに

もう学校

「旅立ちの日に」は

歌いません